テキサスオーバーレイ試験機 (CRT-TOT)

アスファルト混合物におけるひび割れの発生および進行のメカニズムを知るための最新型試験機

 

近年のアスファルト混合技術の発展により、よりわだちの発生に対して剛性が高く、しなやかで耐久性の高い製品が登場しています。しかし、それらの製品は往々にして疲労、路床のひび割れやジョイント部の影響による反射的ひび割れ、「リフレクション・クラック」に対しては弱いことが知られています。

テキサス・オーバーレイ試験機 (CRT-TOT) は、ジョイント部やひび割れ箇所の周辺において、上部のオーバーレイアスファルトにリフレクション・クラックを発生させる拡張・収縮運動を再現すべく開発されました。

Cooper社のCRT-TOTは専用の、最新鋭試験機として開発され、アスファルト混合物へのひび割れの発生と進行の詳細について分析することを可能としました。

瀝青混合物は、その分量を増やすことによって、リフレクション・クラックへの耐性を著しく高める一方で、低温時の破断を容易にします。TOTの試験結果はこうした現場の状況との高い相関性を示し、また、ビーム供試体を用いた疲労試験の結果ともよい相関性が得られています。

試験時間は短く、高い再現性を示します。TOT試験は6インチ (約150mm) 長、3インチ (約75mm) 幅、0.5~1.5インチ (約12~38mm) の標準供試体を用いて行います。

供試体は現場からコア抜きにより採取され、または研究室における転圧機 (Cooper社のGyratory Compactor (CRT-GYR) 等) を用いて作成されます。

供試体は試験用のフレーム (CRT-TOT-GLUE) に糊付けされ、負荷0の状態で機器本体にセットされます。そして、供試体のサイズ、状態等の情報をタッチスクリーンを使って入力し、操作者により、またはスタート温度を設定して試験開始します。試験は所定の条件に到達すると自動的に停止します。

この試験方式は「オーバーレイテスターを用いた、瀝青混合物のリフレクション・クラックへの感応性判定試験」としてASTM新規格への申請がなされ、目下研究が進められています。

 

準拠試験規格

ASTM WK26816 (申請中ドラフト)

Tex-248-F

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