当社の医療分野事業の特徴は、医療機器というハードを提供・設置するのにとどまらず、ソフト、つまり現地の医師や医療スタッフが医療機器を扱うトレーニングなどの技術移転まで、トータルでサービスを提供できる点にあります。

当社が携わるODA事業は、医療分野事業以外にも、防災、高等教育、文化支援、空港関連、セキュリティ事業など、多岐にわたる実績があります。下記はその一例です。

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フィリピン共和国 台風ヨランダ災害復旧・復興案件計画

(医療機材整備を含む病院再建計画サブプロジェクトにおける東ビサヤ地域医療センター外来診察棟建設計画)

2013年11月に「過去に類を見ないほどの規模」と形容された台風ヨランダは、フィリピンの9地域に甚大な被害を与えました。日本は、直後から被災者への緊急援助を実施するとともに、緊急対応から復興に向けて継ぎ目のない協力を実施するべく、この協力では、被災地域の医療施設・学校・地方政府庁舎などの社会インフラや空港・電力などの経済インフラ、気象レーダーなどの防災インフラの早期復旧・復興に必要な施設の建設や機材の調達などを支援しました。弊社は、レイテ島タクロバン市に新設されました東ビサヤ地域医療センター外来視察棟への医療機器の供給を行いました。

防災・災害復興支援無償資金協力「広域防災システム整備計画」

東日本大震災の発生を受け、環太平洋地域の国々に対する地震・津波観測機材の供与・整備を行い、これにより地震・津波観測能力の強化、ひいては災害時の人的被害の軽減を図ることを目的として機材の供給を行いました。写真は、 フィジー へ供与した機材ですが弊社では「広域防災システム整備計画」としてこの他バヌアツ、ペルーへも機材を供給しております。

モンゴル国工学系高等教育支援事業(M-JEED)

モンゴルでは、産業人材の育成に対するニーズが高まりを見せています。このプロジェクトでは、工学系教育機関の機能強化や工学系産業人材の育成を支援。当社は、モンゴル科学技術大学の土木学科、機械学科等への機材を納入、設置、トレーニングまで一貫した業務を請け負いました。

タジキスタン国ドゥシャンベ国際空港整備計画

このプロジェクトは、タジキスタンの首都空港であるドゥシャンベ国際空港において、航空保安機材の近代化及び貨物取扱施設の整備を行うもので、弊社は自動着陸装置(ILS)、滑走路誘導灯、地上支援機材(GSE: Ground Support Equipment)、フォークリフト、ULDラック、X線検知機、ピットスケールなどの納入、設置、トレーニングまでの一貫した業務を請け負いました。

カンボジア国サンライズジャパンホスピタル(救急救命医療整備事業)

サンライズジャパンホスピタルは、日本政府が推進する「病院輸出」の戦略と同じ目的を有する事業により設立された病院です。カンボジアでは、近年、高い経済成長を遂げていますが、医療サービスはまだ十分に発展しておらず、年間20万人を超える人々が医療目的で周辺諸国へ渡航しており、内での医療インフラの整備が課題となっています。サンライズジャパンホスピタルは特に救命救急医療が目玉であり日本と同水準の高品質な医療サービスを提供します。建物の建設から機材の納入、また病院の運営に至るまで日本の病院輸出の形態をとっており、弊社はそのうちの医療機器の納入、トレーニングまでの一貫業務を請け負いました。

パチャカマック博物館遺跡保全機材及び教育機材整備計画

ペルーの首都リマの南東40kmにあるパチャカマック遺跡は、インカ帝国の文化の変遷を残しており、高い歴史的・文化的価値を有していることで知られています。当プロジェクトは、同遺跡の発掘物・建造物の保護及び保全に向けた教育活動の普及を目的としています。同遺跡の価値を高め、観光資源として活用することで、周辺住民の経済的自立につなげます。

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